錦林尋常小学校校舎上棟(木造)

  明治44年(1911年) 7月25日上棟記念写真

錦林尋常小学校は現在の京都市立錦林小学校である。この写真の裏には明治

44年7月25日上棟記念と明記されている。写真には2名の津田甚の半被を着ている職人が写っている。1名は左から3人目、もう1名は写真の左下に写っている。半被は現存しており、後ろには丸に甚、前の衿にはマークと津田の文字が描かれている。マークは初代津田甚六郎が東京で修業をした親方のマークを使用したと伝え聞く。この写真と半被が「京の老舗表彰」の100年の証となった。

上棟記念写真


冬用の半被 後ろには「丸に甚」

冬用の半被 前の衿には「マークと津田」

夏用の半被 後ろには「丸に甚」

夏用の半被 前の衿には「マークと津田」